活用法・活用例
用途別: 触媒

イオン交換樹脂は固体酸、固体塩基として様々な化学反応の触媒として利用されています。石油化学分野をはじめとして食品プロセス分野、製薬分野でもイオン交換樹脂触媒は活躍しています。
固体触媒であるため、反応液との分離が容易であり、カラムに充填して連続使用が可能であることが特徴です。
アンバーリスト™触媒用イオン交換樹脂は1950年代から工業用途で使用されており、プラスチックやガソリン添加剤など、多くの化学製品の製造に用いられています。

触媒

原理

原理

H+形強酸性陽イオン交換樹脂の官能基であるスルホン酸基が酸触媒として働きます。陰イオン交換樹脂では遊離塩基形の3級アミンを官能基に持つ弱塩基性陰イオン交換樹脂があります。

特徴

  1. 固体触媒のため反応液の分離が容易
  2. カラムに充填して使用することで連続反応が可能
  3. 樹脂内拡散の分子篩効果により、反応の選択性向上、収率向上が期待できる

具体例

反応 生成物例
エステル化 MMA(メタクリル酸メチル)
エーテル化 ETBE(エチルターシャリーブチルエーテル),MTBE(メチルターシャリーブチルエーテル)
アルキル化 アルキルフェノール
二量化 イソオクタン
水素添加 TBA(ターシャリーブチルアルコール), IPA(イソプロピルアルコール)
加水分解 蔗糖からぶどう糖、果糖
脱水縮合 BPA(ビスフェノールA)
不均化反応 シラン(SiH4)類
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